HOME > 業務案内 > 室内空気環境測定

業務案内

室内空気環境測定

当社では、シックハウス症候群やシックスクール症候群の原因となる、室内空気中に存在する汚染物質の測定を承っております。

厚生労働省により指定されている室内空気の汚染物質とその指針値

化学物質名 μg/m³ ppm 国土交通省 文部科学省
ホルムアルデヒド 100 0.08
アセトアルデヒド 48 0.03
トルエン 260 0.07
キシレン 200 0.05
パラジクロロベンゼン 240 0.04
エチルベンゼン(※) 3,800 0.88
スチレン 220 0.05
クロルピリホス 1(小児は0.1) 0.07 ppb(小児は0.007 ppb)
フタル酸ジ-n-ブチル 17 1.5ppb
テトラデカン 330 0.04
フタル酸ジ-2-エチルヘキシル 100 6.3ppb
ダイアジノン 0.29 0.02ppb
フェノブカルブ 33 3.8ppb
ノナナール 41 7.0ppb (検討物質)
総揮発性有機化合物(TVOC) 400(暫定目標値)
2-エチル-1-ヘキサノール 130 0.02 新規3物質指針値案
(再検討物質)
テキサノール 240 0.03
2,2,4-トリメチル-1,3-ペンタンジオールジイソブチレート(TXIB) 100 8.5ppb

注:新規3物質については検討中です
※エチルベンゼンは指針値3,800㎍/㎥からの見直し中です

指針値とは

ヒトがその濃度の空気を一生涯にわたって摂取しても健康への有害な影響を受けないであろうと判断される値を算出したものであり、その設定の趣旨はこの値までは良いとするのではなく、指針値以下がより望ましいということである。(厚生労働省:シックハウス問題に関する検討会)

【 採取方法 】

アクティブ法(吸引方式)

室内を30分間換気後、5時間以上密閉し、その後おおむね30分間試料採取を行います。

パッシブ法(拡散方式)

室内を30分間換気後、5時間以上密閉し、その後概ね24時間(8時間以上)試料採取を行います。

※対象物質によって採取量や採取時間が変わります。

分析方法
  • ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物
    DNPH誘導体化固相吸着/溶媒抽出-高速液体クロマトグラフ法
  • 揮発性有機化合物(VOC)
    固相吸着/溶媒抽出ーガスクロマトグラフ質量分析法
    固相吸着/加熱脱着ーガスクロマトグラフ質量分析法
    容器採取ーガスクロマトグラフ質量分析法


ホルムアルデヒドの分析
高速液体クロマトグラフ分析器


揮発性有機化合物(VOC)の分析
ガスクロマトグラフ質量分析器(GCMS)

お客様による採取による分析のみも承っております。
※採取器キット及び説明書等も送付致します。

ご相談・お問い合わせ・見積依頼(無料)

PageTop